東京中小企業家同友会大田支部の3月例会は、「経営指針を深め広める会(部会 長 高萩敦之氏)」が企画担当となり3月23日に大田区産業プラザで開催されま した。
例会報告者は、東京中小企業家同友会女性部長 ベースシテム 平間律子社長で す。夫ともに起業し自動車板金工場向けのパッケージソフトを開発し販路を拡大 していた矢先に、夫である社長が急逝。社長の急逝によって開発中心にアット ホームな雰囲気だった社風は大手電機メーカー出身社員Fが台頭し激変、徹底的 な数値管理と社員へのしめつけは社員の士気をさげ、退職者が続出、更に多額な 累損を重ね2期連続の赤字に転落。同友会の経営者仲間からの助言に後押しさ れ、F氏との決別を決意、社員の声を徹底的に聞き、社員が働きやすい職場づく りに奔走し、黒字体質化を果たしました。例会報告では、先代社長急逝から今日 までの取り組みを具体的に語っていただきました。報告後のグループ討論では 「あなたはエコ派・それともエネルギー派ですか」をテーマに活発な論議が行わ れました。当日は、地元大田区のプロバスケットボールチーム アースフレンズ 東京Zも駆けつけてくれました。